コロナ禍での花粉症対策

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2021年も花粉の季節がやってきました。去年に引き続き、今年も花粉症の人にはあたりがきついシーズンとなりそうです。

コロナ禍での花粉症

ちょっとでも咳込んだら周りからジロリと睨まれる社会情勢、くしゃみで鼻ズルズルなんていう状態だと、コロナを疑われてしまうかもしれません。しかも、鼻粘膜が腫脹してしまったらもちろん匂いなんて分からなくなるし、ひどい場合は味もよく分からなくなります。それこそ、自分でもコロナなのかもしれない、と思ってしまう人も多くなってしまうのではないでしょうか。

花粉症と風邪の見分け方はあるのか

花粉症と風邪の鑑別はとても難しくて、症状で見分けるのはほぼ不可能です。熱は多少指標になりますが、もちろん高熱にはならなくても、花粉症で微熱くらいは出る人もいます。しかも花粉症で粘膜がボロボロになっている人は、そこからウイルスが侵入しやすく風邪を引きやすいし、花粉症+コロナ感染ということもあり得ます。

耳鼻科医による鼻腔内の診察で、鼻の中の腫れ具合によって風邪が主体か、アレルギーが主体か、ということはある程度判別できると言われています。あとは、アレルギーのお薬を飲んでみて効くか効かないか、自分の体の反応で確かめる方法もあります。

コロナで鼻水は出にくい

実際にはコロナで鼻水ズルズル、というのはあまり一般的な症状ではなく、鼻閉のない嗅覚障害(つまり嗅覚神経あるいは嗅覚上皮そのものの障害)、鼻水というよりも咳が主体の風邪症状がコロナの典型的な症状と言われています。ところが、特に子供に関しては鼻水も咳も嗅覚障害もなんでもありという状況なので、症状から両者を区別するのは完全に不可能です。

花粉症の人は感染リスクが増える

先ほども書いたように、花粉症の人は粘膜がボロボロになり、粘膜での免疫低下が起こるため、風邪のウイルスが侵入しやすくなります。また、目のかゆみや鼻水の症状から、粘膜周りを触る機会が格段に増えるため、手についたウイルスが侵入しやすく、感染リスクがさらに増えるということになります。

自宅でできる花粉症対策

自宅でできる花粉症対策については、以前の記事をご参照いただければと思いますが、なるべく自宅に花粉を持ち込まないことが一番の対策になります。衣類や体についた花粉は、自宅の中ではハウスダストと同じように空気中に浮遊し、数時間かけて床に落ちますが、また人間が活動することにより舞い上がります。これに対する対策は朝一番に掃除機をかけたり水拭きするといいと言われていますが、そんなことなかなかできませんね。

最近は花粉なども除去してくれる高性能の空気清浄機がたくさん出ているので、花粉症がひどい方は検討してみてもいいかもしれません。

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HEPAフィルターとは

HEPAフィルターとは、0.0003mm=0.3μmの大きさのものを99.97%以上通さないフィルターのことです。

花粉はだいたい10-30μmなので、理論上ほぼフィルターでカットできます。

ウイルスの大きさはだいたい0.1μmですが、ウイルスが単独で空気中を浮遊するわけではなく、だいたい飛沫というかたちで小さな水滴に含まれるかたちで浮遊しています。飛沫は5μgくらいでハウスダストと同じくらいの大きさです。さらによく言われるのは、飛沫からもう少し水分が抜けた飛沫核という単位で飛散している可能性もありますが、飛沫核もせいぜい2-3μmなので、、理論上は99.97%このフィルターでカットできます。なので、空気を集めて吸いこみ、排気にはウイルスなどは含まれないということになっています。レポートによっては0.1μmの大きさのものも99%カットできるとしているものもあります。

HRPAフィルターは病院の陰圧装置などにも使われています。

なかなかお値段もしますが、巣ごもりであまりお金を使わない代わりに、こうした物に投資するのもいいのではと思います。

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