結局のところ、マスクは感染対策に有効なのか?

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コロナ禍になってから、賛成論も反対論もたくさんあったマスク。最近では飛沫量をコンピューターで測定することによって、その効果を検証するという研究結果が出てきたのでご紹介します。

素材別;マスクの効果

巷ではおしゃれなマスクがたくさん発売されており、マスクでおしゃれをする新しい様式が生まれています。素材もいろいろありますが、それぞれによって効果も大きく異なります。

コロナウイルスには飛沫感染と接触感染の経路がありますが、ここでは飛沫感染のリスクについて考えます。

不織布のマスク

一般的な医療用の使い捨てマスクの素材です。紙のような布のような、比較的強度の高い素材で、しかも多くは細菌や花粉などを補足するフィルター入りの3層構造になっています。また、折り目が付いており、フィットしやすい他、鼻のところの針金で隙間が空きにくいようになっています。一般で手に入るマスクとしては一番優秀で、言葉を発したときに吐き出す飛沫量を99%カットできるという論文が出ています。他の論文を見ても、だいたい80-90%程度の飛沫をカットできるという結果が多く出ています。

やはり医療用だけに、効果はかなり高いですが、その分費用もかかりますし、何より初期には入手困難になり価格も高騰したという経緯があります。また、大陸のほうからの輸入品は、折り目の向きが反対だったり、すぐにゴムが切れてしまったりと、不良品もたくさん見受けられました。いざというときに入手できなくなってしまう可能性が高いのが一番のネックになりますね。

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医療機関においては不織布マスクはとにかく重要で、現行の厚生省からの通達では、患者さんと自分がマスクをしていれば、通常の診察では濃厚接触者になりません。患者さんがマスクを忘れたり、布マスクをされている場合には、こちらからマスクをお渡しすることになっても、不織布マスクをつけていただいている状況です。

布のマスク

主に子どもたちによく使われているものです。ガーゼを幾重にも重ねて作っているものから、裏地をあてたものまで、作り方によってさまざまですが、ここでは一般的なガーゼマスクだと考えてください。布マスクではだいたい8割の飛沫がカットできるとされています。ただし、不織布のものと違い、大きさも様々なのと、鼻のところの隙間がどうしてもできてしまうこと、しゃべっているとずれてきてしまって鼻がでやすいことなどが問題となります。あくまで隙間なくきちんと付けていることが前提ですが、道行く子どもたちを見ていても正しくつけられている子のほうが少なく感じます。

あと、不織布に搭載されているフィルターも当然ないため、外からの花粉や細菌・ウイルスを除去するという意味では、ほとんど役割を果たしません。

不織布も布のマスクも、飛沫飛散防止効果は一定以上見込めますが、隙間からのエアロゾル(最も小さい飛沫)の飛散は50%程度しかカットできないことも分かってきました。特に不織布のマスクは、きちんとつければ付けるほど、少し空いた隙間からの気流圧が強くなるために、エアロゾルがより漏れやすいとの報告もあります。

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ニットのマスク

今のところ日本ではあまり見かけませんが、ニットのマスクというものもあるようです。この流れで考えるとすぐ分かりますが、折り目が大きいニットは、飛沫をキャッチするには不向きで、6割程度のカット効果しかないようです。もっと低いかと思われますが、日本では一般的に付けている人はほとんどいないですね。

ウレタンマスク

「接触冷感」だったり、「速乾」だったりを謳うウレタンマスクは、いろいろな柄も出てきており、ファッション性も高いために、若者を中心に人気があります。

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ウレタンマスクはフィット感に優れていますが、やはり目が粗く、飛沫は60%程度しかカットできません。また、当然ですがこれもフィルターがないので、外的なウイルスや細菌などを捕捉できないので、当然不織布より効果が落ちます。

フィルターを入れるというのも効果をあげる一つの方法ですね。

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結論

結論として、多くの論文が示す通り、マスクには口から出る飛沫を減らす効果、そして外からの飛沫を口周囲に付着させない効果はあります。飛沫は大きければ大きいほど捕捉しやすいですが、息がしやすい=編み目の粗いものはそれだけ効果が落ちます。フィット感があるものはそれだけ効果も期待できますが、それで隙間を空けて付けていては本末転倒になります。

また、新型コロナウイルスなどは、一部エアロゾルによる感染も起こすことが分かってきており、ウイルスを含むエアロゾルをたくさん浴びる状況はとにかく避けるに限ります。

マスクを付けているから人に感染させない、人からも感染しない、というわけでは決してなく、リスクは多少下げるものの、基本は3密を避け、手洗いや手指消毒をしっかりすることで接触感染を防ぐというのが予防策の柱になります。

だからといって、じゃあマスクは不要です、ということにもならないので、やはり新しいエチケットとして、人との距離を保てない場面においてはマスク着用をある程度義務付けるのもひとつの方策ではないかと考えます。

おまけ;マスクは重症化を防ぐ?

最近出てきている仮説ですが、マスクをすることによって体内に入るウイルス量を減らすことができると、たとえ感染したとしても重症化が防げるのではないか、ということも言われています。

当然と言えば当然ですが、感染が成立する際に、一気に多くのウイルスが入ると、体の免疫力で対抗できずに重症化しやすいと言えます。一般的に子供からもらう風邪がきつくなるのも、暴露するウイルス量が多くなるからです。マスクである程度防御することによって、発症はしても軽症ですむ可能性が高くなると考えると、マスクは手放せなくなるかも。これは新型コロナに限らず、どの感染症にも当てはまることと言えます。

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