3/4更新 COVID-19新型コロナウイルスの最新情報

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一斉休校が始まっています。今の最新の情報と、この時期に特に気を付けたいことなどを書きます。

現在の国内外の患者数

日本国内での感染者は293名、死亡者が6名。都道府県別では一番患者数が多く報告されているのは北海道の76名、ついで東京都の37名、愛知県の32名、神奈川県の24名と続きます。のはすでに回復して退院され日常生活に戻っている方は46名になります。

クルーズ船ダイアモンドプリンセス号に関連して、乗客の患者数は706名、死者は6名です。

一方、国外においては患者数は8万9千名を超え、死亡者も3100名となっています。そのうち、8万名程度が中国の患者さんであり、同国での死者も2981名と報告されています。患者さんのほとんどは湖北省からの報告です。日別の報告死者数をみると、2月16日付近を境に、急激な増加は見られなくなっており、2月末に近づくにつれ新規患者数は一日50名程度にまで減少しています。反対に、中国以外での新規患者報告数はまだ増加しているようです。

また、中国以外の国においては、韓国で4000名程度、イタリアで1600名、次いでイランで1500名となっています。

増え続ける患者数ですが、回復している人も多く、8割は軽症であり、肺炎となっても1万8千人あまりはすでに回復したとされています。

デマの真偽

マスク騒動から始まり、トイレットペーパーがなくなるとかいろいろなデマが飛び、社会問題になっています。SNSなどで誤った情報が拡散しやすく、混乱の原因にもなっています。そのため、民間団体などで誤情報の真偽を確認し、掲載するサイトも出てきています。(参照:ファクト・イニシアティブなど)

ここではデマと思われる情報のいくつかを紹介します。

ビタミンCで新型コロナウイルス感染を予防できる

こういった、「○○(サプリなど)で予防できる」というタイプの誤情報は、こうしたときに必ず出てきます。しかし残念ながら、こうした情報はほぼすべて誤りであるといっても過言ではありません。

そもそも新型コロナウイルスは新しいウイルスであり、現在流行しているため、「予防」についての知見はまだ全くありません。ビタミンCやAなど、体によいとされるビタミンやミネラルを摂取することは体にとってはよいことですが、それで大きく変わるということは残念ながらありません。特に高額のサプリを勧められるときには十分注意してください。また、「大麻で治療できる」といったデマも回っているようですが、大変悪質な誤情報ですので、騙されないようにしてください。

新型コロナウイルスはHIVの遺伝子が人為的に挿入された、「作られたウイルス」である

新型コロナウイルスの遺伝子にはHIVにもある特有の配列があるのは事実です。そのために、抗HIV薬の投与などが検討されている側面もあります。しかし、そのことをもって「人為的に作られた」と決めつけるのは早計です。というのも、この遺伝子配列は他の種類のウイルスにも認められるものであり、必ずしも「人為的」にしかつくられないという根拠にはなりません。

世界各地で、「COVID-19により亡くなる人々の動画」が拡散

中国では「コロナウイルス肺炎で死亡する一家」という題名の動画や、「道ばたで肺炎で亡くなっている患者の写真」また患者が現在出ていないとされる台湾などにおいてもそれに類似するような動画が拡散されているようです。そもそも亡くなるときの動画をどうやって撮るのかも不明ですし、この種の情報は大抵誤情報です。

COVID-19は2回目にかかると予後が悪い

国内でも再燃を疑う患者さんの報告もありますが、上記のようなデマも散見されます。例えば、2回目にかかると必ず死亡するとか、「がんよりも予後が悪い」というようなよく分からない定義のものまで。そもそもCOVID-19は終生免疫があるのかどうか(コロナウイルスの特性を考えるとおそらくないかも)もまだ不明で、しかも複数回感染した症例の報告ももちろんまだありません。

その他にもたくさんの情報が氾濫していますが、一つの情報源にだけ頼ることなく(もちろんこのブログもそうですが)、多角的・総合的に判断していくのが得策だと思われます。

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