手足口病のときにお勧めのレシピ

sponsor’s link

夏風邪の季節になりました。夏風邪には、ヘルパンギーナや手足口病など、様々な病気がありますが、中でも手足口病は、名前の通り手足や口の中に水疱ができてしまい、口の中や舌、 喉が痛くなり、 ときには子供が食事や水分を摂るのも嫌がるようになってしまいます。

とはいえ、口からものを摂らないとしんどくなってしまいますので、今回は手足口病のときにおすすめのレシピをご紹介します!

手足口病ってどんな病気?

手足口病の原因となるのは、コクサッキ―ウイルスやエンテロウイルスというウイルスが引き起こす、感染性の疾患です。感染力は強く、感染者の唾液や糞便・尿などに数週間に渡ってウイルスが排出されるために、保育園などでも大流行することがあります。また、家族内での感染も多いです。

一般的な症状としては、数日の潜伏期間の後、38-39℃の発熱(発熱がない場合もある)が出て、それから手足や口の中、陰部などに2-3mm程度の水疱ができてきます。水疱ができてくるときには、ピリピリした痛みを伴うといい、ひどい場合には、手足の皮や爪が剥がれ落ちてしまうこともあります。また、口の中の発疹は口内炎と同じで、通常でも痛みを伴いますが、特に食事のときに痛みが増強しやすく、問題となります

特別な治療薬はなく、基本的には経過観察のみで自然に軽快する病気です。

手足口病のときの食事

一般的には、私たちが口内炎が出来たときにする対応と同じですが、大人のようにアフタッチのようなお薬は使えません。口内炎の数が多いのと、アフタッチにはステロイド薬が配合されており、感染性の水疱にはあまりよい働きをしないからです。

手足口病のときに絶対にオススメできないレシピは、

・トマトや柑橘系のものを使ったレシピ

・塩分や刺激が多い食べ物

・肉系などの硬いもの

です。


逆に食べやすいものは、

・ホットミルク

・アイスやゼリーなどのひんやりしたもの

・冷製ポタージュ

・冷奴

などが挙げられます。牛乳系は粘膜に膜を作ってくれるので保護になります。もちろん、母乳や粉ミルクもいいです。豆腐は絹ごし限定です。味付けのためのお醤油は染みるので厳禁です。


どうしても食事がとれないときOS 1を製氷機で氷にしたものを舐めてもらうとよいです。

解熱鎮痛剤をうまく利用しましょう

座薬などの解熱剤は、鎮痛剤も兼ねていますので、食事の前に使ってあげるといいです。「え、熱がないのに座薬使ってもいいんですか?!」と、よく聞かれますが、私たち大人が、頭痛や生理痛などで鎮痛薬を飲むのと同じですね。座薬といえど、平熱より体温が下がってしまったりする心配はありません。

手足口病のお口の痛みのピークはだいたい2日目から3日目にかけてです。その間はしっかりした食事をすることは諦めても構いませんので、最低限の水分と糖分、塩分を摂るように心がけましょう。

関連記事;ヘルパンギーナについて                         2018年エンテロウイルスの流行                      ヘルペス性歯肉口内炎について


sponsor’s link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする