思春期早発症について(女の子)

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女子の思春期早発症

思春期とは、小児から成人への移行段階のこと。思春期突入により二次性徴が本来予想されるよりも早く訪れることを「思春期早発」といいます。子供が思春期に突入したかも?時期は大丈夫?そんな疑問にお答えします。

一般的な思春期到来は何歳ごろ?

女子の場合は、乳房の発育と、恥毛の発達で思春期のステージを分類します。日本人女児の平均的な乳房発達開始時期はおよそ9歳半と言われていますが、+/-2歳程度は正常範囲と判断します。よって、7歳半以前に乳房の発達を認めた場合に、思春期早発症を疑います。また、10歳半までに初潮が起こったり、8歳未満で陰毛が発生した場合も、同様です。

思春期が早く訪れると困ること

毎月の生理の煩わしさもありますが、一番問題になるのは、低身長を来すことが多いことです。二次性徴が始まると、身長が一気に伸びてスパートしますが、その後は骨が伸びなくなり、同時に身長の伸びも止まってしまうため、二次性徴発現までに、いかに身長を伸ばしておくかも重要になります。

女子の場合は、男子よりも低身長があまり気にされませんが、身長が145cm以下だと、妊娠・出産に影響が出る場合があります。

思春期早発症と間違いやすいもの

自律性反復性卵胞嚢腫

7歳半までの女児で、卵巣の嚢胞が腫大して、エストロゲンを多量に分泌することによって、一時的な乳房の腫大や、性器出血を起こすことがあります。腹部のエコーで、卵巣の嚢胞が確認できます。しばしば乳房腫大したり月経様の出血を繰り返すのでびっくりすることもありますが、一時的なもののことが多いです。

ただし、何度も繰り返したり骨の伸びが止まってしまいそうな場合は、ホルモン剤による治療を行うこともあります。

早期乳房発育症

1-3歳ごろに多くみられますが、乳房のみの一時的な発育が見られます。低年齢の場合は、2-3年でなくなる場合が多いです。思春期開始の少し前、6-7歳にも同様の乳房発育症が見られる場合があります。ホルモン値はいずれの場合も上がっていません。ただし、6-7歳で起こった場合は、半年から1年以内に早めに思春期に突入することが多いです。

早期恥毛発育症

思春期前に、乳房発育などの他の兆候がなくても陰毛だけ発育することがあります。ホルモン値の異常がないかの確認が必要ですが、原因が分からない場合も多く、治療の必要はないと言われています。

思春期早発症の原因

女児の場合は、原因が分からない(特発性である)ことがほとんどと言われています。ただし、稀に脳腫瘍や、他のホルモン異常を伴う病気であることもあるので、小児科に相談するとよいでしょう。

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