子供の高尿酸血症について

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尿酸値が高いといわれたときの対応について

尿酸値はどれくらいが正常?原因は?

通常は尿酸値は5-6mg/dlです。7mg/dlを超えると、定期的な検査が必要になり、9mg/dl以上で薬物療法の適応になります。

20%の人に遺伝性があると言われています。稀ですが悪性腫瘍にも高尿酸血症が見られます。

尿酸値を下げる工夫はある?

肥満の人ほど血清尿酸値が高く、体重がコントロールされれば尿酸値も下がっていくことが知られています。尿酸値を下げる工夫としては、
肥満の改善 が前提となります。
さらに、
・尿酸が多く含まれる食物の制限
尿酸値のもととなりプリン体を大く含む食品をあげます。
レバー、白子、カツオ、イワシ、牛肉、豚肉など

干ししいたけはプリン体を多く含むことで有名ですが、尿酸値には関わらないことが分かっています。

・水分を多く摂る

しっかり水分を摂って尿酸を洗いだすことも大切です。

・尿のアルカリ化

尿が酸性だと尿酸が溶け出しにくく結晶を作る原因となるため、尿をアルカリ性にする食品を取ることで排泄を促します。尿のアルカリ化を促進する食品は以下のようなものです。

大根、 キャベツ 、にんじん 、さつまいも、バナナ、いちご、りんご、昆布、わかめ、日本茶、牛乳、大豆製品 など
特に低脂肪乳製品や大豆などは、継続的にとると痛風の予防になるという報告も出ています。
これらを実践しても、尿酸値が下がらない場合は、内服治療をした方がよいと考えられます。

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