子供のおねしょ診察のときに聞きたいこと

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子供のおねしょ外来での問診

夜尿症の相談をよく受けることがありますが、そのときに問診で聞くことをまとめました。

おねしょは5-6歳で20%、小学校低学年で約10%、10歳以上でも5%、中学生でも1-3%いると言われています。まずは、お子さんの状態を見極め、病的な状態がないかどうか判断する必要があります。

一週間に何回おねしょがありますか。

一週間に1回程度なのか、毎日濡らすのか。また濡れる程度は、下着が濡れる程度か、おふとんがビシャビシャになるくらいか。

夕食は何時ですか?夕食後の飲んだり食べたりしますか?

おねしょのある子は可能な限り、夕食時までで飲食はストップしてほしいです。いくらおねしょを治そうとしても、寝る前にコップなみなみ牛乳を飲んでます!というと、なかなか治りません。

学校に持っていった水筒は空になっていますか?

日中あまり水分を摂らない子供は、夕食時にたくさん水分を摂ります。逆に日中にしっかり水分を摂っていたら、夜はそれほど水分が要らない場合が多いです。

また、日中しっかり水分をとって排尿を繰り返すことで、膀胱の訓練につながります。

何時に寝て、何時に起きていますか?

12時間以上睡眠をとっている場合などは、やはり夜尿の確率が高くなります。適切な睡眠リズムが取れていないこともおねしょにつながる場合があります。

おねしょは夜(または朝方)何時ごろしていますか?

寝てから早い時間帯におしっこが出ている場合は、「過活動性膀胱」の可能性があります。「過活動性膀胱」の場合は、膀胱の収縮を緩めるお薬が効く場合があります。(ただし、便秘に注意。)また、朝方までは出ていない場合は、おねしょはもうすぐ治りそうです。

身近におねしょをする人はいます(いました)か?

おねしょには遺伝性があります。兄弟でおねしょがある確率も高いですし、父親(おねしょは男児に多い)がおねしょしていた場合は、子供にもよく遺伝します。

以下は、少し心配なおねしょの問診です。これに当てはまる場合は、早めの診察を考慮してください。

おねしょの再発がありますか?

一旦取れていたおむつがまた要るようになった、おねしょの頻度が明らかに増えた、などは、隠れた病気がある可能性があります。ただし、大きな事故や災害など、心理的なストレスを受けた場合には、一時的におねしょが再発することがあります。この場合は、精神的なものですので、心配はいりません。

昼間のおもらしはありますか?

昼間も夜も、常に尿が漏れているような状態があるときは、尿路の異常や排尿機能の異常が疑われます。また、精神的に追い詰められている場合も考えられます。

上記以外にも状態によって問診で聞くべきことは多岐に渡ります。ただし、おねしょの治療は、親がいくらやる気があっても、本人がその気にならないと全然進みません。まずはしっかり本人の意思を聞いて、ぜひ治したい!と意欲がある場合は、小児科に相談してください。

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