食物アレルギー除去解除の方法(小麦編)

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食物アレルギー除去解除の方法(小麦編)

食物アレルギーで除去食となっていた場合、どこかのタイミングで少しずつ除去を解除していかなければいけません。安全性を考えると入院での負荷試験をするのがベストですが、なかなかその時間を取れないママもたくさんいらっしゃると思います。

今回は、小麦除去解除をしていく方法を解説します。小麦のアレルギーは、体調によっても閾値が変動しやすいため、アナフィラキシーがあったりした場合は、最初は病院で負荷することをお勧めします。

自宅での負荷は、かならず体調の万全なときを選び、なにかあればすぐに病院を受診できる準備をすることが第一です。必ず病院のあいている時間帯、つまり平日の日中に行ってください。

食べさせたあとは、30分から2時間、症状がでないか、しっかり観察します。

皮膚症状がでたり、咳込み、嘔吐があれば、本人の様子をみて続くなら病院を受診しましょう。また、呼吸困難、繰り返す嘔吐、意識の低下があれば、救急車を呼んでください。

完全除去であった人は少量から

完全除去していた方は、以前にアナフィラキシーなどの強い反応が出た方だと思います。血液検査でのアレルギー値の経過が改善してきている、もしくは皮内テストなどである程度摂取できる見通しが立てば、少量の小麦製品もしくは小麦を含んだ加工品からチャレンジしていきます。

もしも、血液検査の結果だけで完全除去の指示が出ていた場合も同様ですが、血液検査でアレルギー値が高くても、食べられることも多いので、主治医ともう一度相談することをお勧めします。食物アレルギー、不要な除去を続けていませんか?

完全除去していた人は、ごく少量から摂取していく必要があります。小麦のアレルゲンは、加熱によって低下することはありませんが、調理方法によっては、同じ量でもでやすい場合と出にくい場合があります。

完全除去でも、コンソメなどの調味料は小麦が含まれていると知らずに摂取している場合も多いです。しょうゆやコンソメに含まれる小麦アレルゲンの量は微量なので、ほとんどの方が調味料は大丈夫な場合が多いです。

まずは、うどんで負荷

小麦の負荷をしていく場合、小麦単体で負荷しやすいのがゆでうどんです。ゆでうどんは、一般的に市販されているうどんを4分程度ゆでたものを使用します。ふつうの太さのうどんは1g約1.5cmほどの長さですが、まずは0.5g程度から負荷していきましょう。

その後はうどんやそうめん、加工品で負荷

小麦1gの摂取ができたら、あとは鶏卵や牛乳同様、20%を目途に増やしていきます。1g→1.2g→1.4g・・・といった具合です。小麦も食品などによっては抗原性にムラができますので、加工品で増やすと、同じ量でもでたり出なかったり、ということがよく起こります。

うどん1g食べられると、調味料の類はまず大丈夫です。また、おっとっとやボーロなども10粒程度は食べられるようになります。

10g食べられたら・・・

ムニエルや唐揚げなど小麦を衣にする料理は大丈夫です(唐揚げなら3個程度)。またクッキーの類もだいたい1枚程度は安全に食べられます。マカロニは数個食べられますし、しゅうまいも1個程度なら食べられます。

30g食べられたら・・・

コロッケ1個、餃子1個、シチュー一食分など、食べられるものが増えます!また、うどん1本は、素麺3本に相当するので、素麺で代用もできますよ。
注意が必要なのは、パンで、食パン一枚にびっくりするほどの小麦は含まれています。例えば、うどん半玉に相当する100gですが、種類にもよりますが、だいたい食パン半分ほどの小麦量に相当します。うどん半玉食べられたらスナックスティック1本程度はいけると思ってください。
ただし、小麦アレルギーがある場合は大抵卵や牛乳にもアレルギーがあるため、その他のアレルゲンが入っていないか必ず確認してください。

日々の摂取でいちいちゆでうどんを用意するのは大変なので、一気にゆでたうどんを細かく切って製氷皿で凍らせて保存するとよいです。

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