【小児科医が考える】男の子のおちんちんケアの方法

sponsor’s link

男の子のおちんちんは、ママにとって未知そのもの。
まず生まれてきたときから、女の子と違っておむつのいろんなところからおしっこが漏れるし、ときにはホースみたいにおむつから先がはみ出しててあたりがびしょ濡れなんてことも。

そして、よく聞かれるのが、おちんちんの洗い方など、ケアについてです。

そもそもおちんちんの構造は?

ソーセージのような陰茎があって、その周りを包皮といわれる皮が包んでいます。赤ちゃんはこの包皮がしっかりとかぶっている場合が多く、皮を剥こうとすると痛がったり、場合によっては血がでたりします。

この皮のなかに、垢である白いカスが溜まっている場合があり、多くのママはこれをどこまで取ったらいいものか、悩んでしまいます。

統一見解はないが、無理に剥かなくてもいい!

垢がたまっているのを放置しておくととても不潔に感じますが、実は女の子でも、陰部のひだの周りには垢が溜まっています。この垢はあまりに多いと問題ですが、少量であればついていても全く問題はありません。むしろ、この垢がたまることによって、包皮が陰茎からはがれて包茎でなくなると言われています。垢は新陳代謝で出てくるものであって基本的には無菌なので、本当はなんの処置も要らないのですが、気になる方は軽く包皮を反転して、洗い流せそうならそれでいいし、奥になって取れなさそうな場合は、そのうち排出されてくるので、放っておいても大丈夫です。

人種や宗教によっては、無理やり包皮を剥く「割礼」という風習があったりしますし、日本でもこれを専門的にやっている病院もあると聞きます。ただ、日本泌尿器学会が主催したアンケートによれば、3割の医師が診断自体必要としない、との意見であり、また、包茎であっても、治療を必要としないと考える医師が5割でした。つまり、医師の間でも意見が真っ二つに分かれているのです。

包茎だとなにがいけないの?

ほとんど反転できず、おしっこの出口をふさぐようであれば、排尿が滞って尿路感染を繰り返す場合があります。そこまででなくても、バルーニングといって、出口におしっこが水風船のように溜まって膨らみ、おしっこが飛び散るということもあります。

また、垢に細菌感染を起こすこともありますが、やはり皮をしっかりかぶっている子で、繰り返す場合もあります。

こうした、具体的な心配事はなくても、「将来困るのではないか」という不安が強い場合が多く、お父さんが剥きたがるという子どもさんもいます。

こんな場合は病院受診を

大抵は、放っておいても自分でいじくるようにもなるし、大きくなって自然と「開拓されて」剥けていきます。

ただし、前述のように包皮がかぶりすぎていて、おしっこの出口をふさぎ、おしっこがしっかり出ない子や、先っちょが赤くなったりする炎症を繰り返す子は、治療を考慮する必要があります。

治療方法は、軟膏を塗りながら、毎日お風呂で包皮を反転させる、というものです。お風呂はママが入れることが多いと思うので、ママがしっかり方法を体得する必要があります。反転したら、必ずすぐ元に戻さないと、戻らなくなる場合があるので注意です。

sponsor’s link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする