赤ちゃんが血を吐いた!

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生後1か月の血性嘔吐

生後1か月の赤ちゃん。血まじりの嘔吐があるということで受診されました。

吐物を見せてもらうと、確かに赤黒くて、どう見ても血液(血液は胃酸で酸化されて黒くなります)。さらに、何度も嘔吐を繰り返しておりました。便鮮血も陽性でした。

診察所見;
頭蓋内や体の他の部位に出血なし。
血液検査で貧血なし。血小板や凝固因子(いずれも出血を止める作用のあるもの)正常。
生後5日目と、1か月健診でビタミンK内服済。(これも出血を予防するためのお薬です)
そのほかにもいろいろ検査しましたが、いずれも異常なし。
赤ちゃんは、嘔吐はあるものの、元気に泣き、体重も増えていました。

入院して経過観察していると、ミルクをあげた後だけはなぜか嘔吐しません。

さて。診断の結果は。



お母さんの乳首がばっくり割れていました。

毎回授乳時は激痛だったそうですが、しんどいであろう赤ちゃんを気遣って頑張って必死に頻回授乳をしてくれていました。そして、赤ちゃんは血まじりのおっぱいを飲んで、少し気分が悪くなり、嘔吐を繰り返していたのでした。

授乳時の乳首トラブルはよくありますが、ここまでのものははじめてみました。しばらくは搾乳で過ごしてもらいました。

つらい乳頭亀裂の症状

私も、子どもの授乳期、吸わせ方がへたくそで、乳首に亀裂が入ったことがあります。(出産前に念入りにマッサージしていたにも関わらず)

本当に痛くて、毎回の授乳の前に身震いして、動悸がして、吸わせると痛すぎて涙が出るくらいでした。あしたのジョーのように授乳後は真っ白でした。でも、授乳時間は2時間おきに容赦なくやってきて、それはそれは本当につらい時期でした。

乳頭亀裂の予防法

乳頭の亀裂を予防するためには、いわゆる「アヒルちゃん口」になるように、唇を外にめくって、奥までしっかりかぶらせることが最も重要です。2人目は大丈夫でしたが、3人目は日々の生活がてんやわんやで、深く吸わせる余裕もなく、家事や育児しながら授乳だったので、あるときついにぱっくりいってしまいました。(あるいは、その子の吸引力の強さや骨格も影響しているかもしれません。)

乳頭亀裂になってしまったら

一度ぱっくりいくと、アヒルちゃん口にしてもなかなか治りません。

よく言われるのが、ランシノーや馬油のラップパックです。ランシノ-や馬油などを乳頭に塗って、そのままラップを貼り付け保護します。保湿をしっかりするだけで、自然治癒力で亀裂が治ります。

ただし、これも頻回授乳になると、なかなかこれだけではよくなりませんし、ちょっと油断するとまた、ぱっくり、です。

乳頭保護器では吸ってくれず、搾乳するのも一苦労です。

乳頭亀裂の救世主、「キズパワーパッド」

そのときに役に立ったのが、「キズパワーパッド」でした。

キズパワーパッドは貼るだけで、普通に授乳できて、痛みはほとんど感じません。

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貼り方は、乳首の傷のところを中心に、やや大きめに切って貼ります。乳頭のほうに向かうところは乳頭に合わせてすこしカットします。大きめに貼ることで、赤ちゃんが吸うときには端は歯茎で押さえられるので、赤ちゃんが飲みこんでしまうのを防ぎます。

衛生的には毎回貼り換えたほうがよさそうですが、私はズボラなので、丸1日貼ったまま、乳カスがついたときはちょろっと拭く、あるいは授乳前に少し周りを拭く程度にしていました。

だいたい1日貼っていれば、乳首も休まって、翌日には外しても痛みはかなり軽減されていました。

乳頭亀裂で苦しんでいるお母さん、よろしければ一度お試しください。

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